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笠嶋道子の音楽療法アラカルト
Vol.1 その1〜10 Vol.2 その11〜20

Vol.3 その21〜30 Vol. 4 その31〜40

Vol. 5 その41〜     


アラカルト

その3

 君津災害ボランテア コンサート 「にこにこ コンサート」

8月29日 君津市 生涯学習交流センター にて にこにこコンサートを開きました。

福島から 避難していらっしゃるかた にと 企画したものです。

何人 どんなかた がいらっしゃるか 分からず、難しいプロになりました。

1 最初に ピアノ クラリネット バイオリン ソプラノ(アカペラ)の演奏をしました。

2 協会顧問 医学博士の吉川武彦先生の 講演

3 会場の皆さんの参加型 

というような 構成でした。

 

最初は お子さん2人をつれた かた  年配の方3人 協会メンバー22人ということで始まりました。

福島の方 は少なく 多分すでにご自分たちの生活が始まっていらっしゃるのではないでしょうか?

しかし 私共の演奏が お客様を呼び 中学生 子供連れの 方々 演歌サークルの方が一緒に参加なさり みんな で輪になり  サンバ(風になりたい)を踊ったり、ハワイアンを踊ったり いつもにふるさと(協会合唱アカペラ) をしました。

 

中学生は最後の「お手を拝借」 三本〆 までしっかり一緒でした。

カラオケサークル はピアノ伴奏 会場打楽器で、「二輪草」をうたいました。

みんなで50人位になりました。

一日幸せ な日であり、 ボランテアを考える日でもありました。

      私は疲れました。    平成23年9月1日


その32
民謡の音程のことですが。
私は現場で民謡する時は キーボードで メロデイをそのまま弾いています。

私は習っているので、 元歌も知っているものををします。

 

例えば 炭坑節もF ・ へ長 で弾くとちょうどお三味線と同じ高さになります

お三味線は(9寸)の高さになります。

花笠 音頭も同じです。

結構 それで CL は歌ってくれます。手拍子だけでは 盛り上がりません。

しかし 民謡の良さという話になると、はなはだしく 相違が出て行きます。

つまり 三味線音楽と 平均律調整(普通の鍵盤楽器など)の音楽の差です。

音楽療法 の論文にお三味線の音に関しての研究論文がありますが、日本人の 何かのの感性と関係があり、結果的には ピアノ殺人などというものがかつて 起こりましたが、お三味線では イラつく 印象は薄いと思われます。

この課題は難問なので、またゆっくりとふれます。 

                  秋晴れの 気持ちの良い 平成23年 10月10日に


その33
民謡のおはやしについて

民謡には おはやし というものがあります。

炭坑節の 「さのよいよい」という部分をしっていると思います。

この「おはやし」あるいは 「はやし」は実に奥深いものがあります。

そして ほとんどは意味不明です。

「石狩川ながれ節」・・・・・エンヤーこらさあーあー えんやこらさあ・・となります。

また 木更津甚句・・・したこら したこら したこらさ・・・ であります。

花笠音頭・・・・チョイ チョイ・・・ はあ ヤッショウ まかしょ

ちなみに 長唄に「まかしょ」 という曲があります。

ほとんどの曲には,はやし があり、歌い手と はやしの人は それぞれ専門家がいます。

これはは難しく、本唄をキチンと勉強した人ができるもで、初心者では難しいのですよ。

 
民謡稽古しはじめてて 4年になろうとしていますが、何故日本人は民謡人口が少ないのか 非常に疑問に感じます。

実に面白く、また声も いわゆるクラシック発声などとは違い 無理がありません。

       

今年は庭の銀杏が沢山おちました。絨毯をしきつめたように。平成23年11月23日


その34

今週は 民謡の新年おさらい会 と長唄お弾き初め会がありました。

それぞれ 特徴があります。

民謡は うちうち ですので、食事会という感じですが、その前に一人づつみんなの前で歌います。私は 「四万十川」という新しい民謡を唄いました。

歌詞もキチンと覚えていたのですが 人前は慣れている私ですが、どきどきして 2番の始めに すこし 間がきました。

自分にとって アガル というのは、もはや めったに ないのですが、 やっぱり緊張しました。

とてもいい経験です。

民謡の声の出し方を指導してもらい すこし分かった感じです。

他の皆さんは もう20年選手で、ベテランぞろいです。

日本中の 民謡を20曲位ききまして、日本の歌は素晴らしいと改めて感激しました。

民謡の良さ  素晴らしさ 人が生きていくうえ の支えとなった 唄の意味など,とても 奥深いものを思います。

本年は 民謡について もう少し 分析を試みようと 思っています。

         寒さが半端でなく 厳しい 1月29日に。


その35
災害と民謡
この度の東日本大震災では 多くの音楽家が 災害地を訪問し、音楽で元気つけるように出向かれたようです。

私達の 協会でも 3箇所で(千葉県内)で行いましたが、知的障害児者の避難地以外は難しさを感じました。
音楽、癒し、悲しみの絶望の共感 などと深い意味を考える元になりました。
今朝(3月26日の5時)に民謡のFM放送を聴いていましたら民謡歌手の「原田直之」という方・・福島県出身 有名な民謡歌手が 民謡を 災害地で演奏して、とても良かったことは「民謡を聴いて、ふるさとを想う、生活を想う 歴史を想う」というようなことをおっしゃっていました。民謡をきいて、歌って、自分の ふるさと、生活を感じる というには この次期に本当に必要なことではなかったでしょうか?そして皆さん涙しました。
「生活の隣に民謡がある」 といわれた民謡歌手の方もいました。「民謡を聞いて、被災者の顔がいっぺんに輝いた」といったのは 演歌歌手の「石川さゆり」が民謡  を歌ったときの感想でした。

 私達はもっと 民謡を 大事にしたほうが 良いとおもうのです。

        平成24年3月26日 沈丁花が匂う 事務所で。 民謡


その36
おひさしぶり の お便りです。

当研究所では ホームページ をリニューアルしました。

ながい間 変えませんでしたので 少し変えようとおもいました。

ホームページ管理者 の八角広子を主任にし、あと新しく 4人のメンバ-が 所員となりました。
大西康子  石飛礼子 石井恵子 佐川順子です。全員サポーターの資格があります。
高齢者施設では 音楽療法が望まれています。 研究所に依頼があればみんなで対応が出来ます。


また 笠嶋、八角 を始め 業務を内明記します。
写真も新しくしました。(撮影は 息子笠嶋勧太です。撮影もお引き受けしますので宜しく。美しく撮ってくれますよ)

  

問い合わせ下さる 方々にお分かり頂やすく、 役にたてるホームページにしようと考えました。
どうぞよろしくお願いします。

               平成24年 6月16日。暑さ 冷えの 極端な毎日です


その37

民謡のおはやしについて

民謡にはおはやしというものがあります。チョイチョイ とか ソレ とか サノヨイヨイ とか非常に多種 多様にあります。
近頃私も 勉強曲数が増えてきて ステージで 歌うことも 出来てきましたが、このたび 千葉県民謡の 「白浜譜度音頭」 を本年の 「ゆかたざらい」で」やらしてもらうことになりました。
白浜音頭の おはやし は
「そらほんとかよ」   「さーこらさ」 「おさ」 「よーホイ、よーホイ、 よいこらしょ」です。特の 「おさ」 というのは 良く使われる方言です。そうだという意味ですが。千葉県人だと分かるのですが 房州の地名が 白浜 野島崎 大島 三原山など出てきます。
つまり 地名と 房州言葉 がでています。

なかなか 面白いですし、民謡が生活 の唄 というのも良く分かります。

音楽療法士ともなれば 地元民謡は勉強しましょうね。

  明日は、ゆかたを着て おさらい会で 白浜音頭を唄います。上手くいきますように

                                  平成24年 7月 21日。


その38

民謡のおさらい会は 本当は 詩をみて唄ってはいけないのですが 見てしまいました。それが 同じ 「白浜音頭」 の先輩が私の前に歌い詩が うまく出てきませんでした。

それで つい 見てしまいました。

まだまだ の私です。

しかし その日 に 師匠が やはり 上手く声が出ませんでした。

その日 から 声の調子が悪く  歌えなくなったのです。

師匠は女性ですが 民謡が上手い という一つの条件に声が高いというのがあります。

高い発声 は のども悪くするので しょうか?

まあ 色々 あるのでしょうが、唄仕事 は注意が必要ですね。

クラシック のソプラノ の人にも あるのでしょうか?

まあ 私には縁のない 話ですが。

今度のわいわいコンサートでは ドラムスを入れた 民謡を考えています。

わが タイガー のドラマー 木村力 がやります。お楽しみに。

庭の手れ (庭木をきりました)で うるしのようなものに かぶれ無残な状態になり 皮膚科にいきました。

                                  平成24年 8月21日に


その39

先日長唄のおさらい会がありました。

私は 越後獅子 を唄いました。

自分では 結構気持ちよく唄え お家元 杵屋弥宏次、 宮田ゆたか さんという豪華な お三味線方 と 私の師匠 杵屋弥一郎 山田卓 という唄方の先生方を控えて 私が堂々?唄いました。

私がどんな に 下手でも 絶対上手に聴こえてしまします。

素人の私 に 芸大での凄い方々が私の 演奏の伴奏 または唄の補助をして下さるということになります。

クラシックでは こんなことはありえません。

こんな贅沢な 発表会を皆さん はご存知でしょうか?

リハーサル (したざらい)を含めて 2回 できます。

とても幸せな日でした。

邦楽 もすてた ものではありません。 
みなさんもこの世界の足を踏み入れてみません
か?

              平成24年10月12日 秋晴れの気持ちの良い日に。

 


その40
民謡の舞台に立って
君津市の文化協会の発表会で、大きなホールでソロをしました。

曲は 北海道民謡 「石狩川流れ節」という曲です。

北海道 の 大雪山  大だて 小だて 石狩川  上川盆地 旭川の地名が出てきます。

風景と土地の状態 が読まれています。

大きな舞台で、お客様 は100人以下 ですが 音響の良いマイクで実に芸歴50年の私が始めて 歌のソロをしました。

歌を人前で歌うにはこんなにも気持ちの良いことかと思いました。

いつもステージに立っているので、あがることもなく、長唄で鍛えた?のどで、民謡的価値は分かりませんが、気分良く歌えました。

教室友達に 「私上手くなったでしょう?」 といいましたら
 「自分で言う?」と笑われました。

しかし 歌うことの 楽しさ が分かり、自分にとって、自己満足の意味が分かりました。

       明日は日本芸術療法学会に行きます。八王子。平成24年10月30日